14日午前、ハノイで戦後に残されている地雷・不発弾による後遺症克服行動計画国家指導委員会いわゆる「504号指導委員会」はベトナムにおける戦後の地雷・不発弾による後遺症克服に対する支援者会議を開催し、グエン・タン・ズン首相をはじめ、各国大使館や国際組織の代表らが参加しました。
会議では、戦争終結からおよそ40年経過しているが、毎日、地雷・不発弾による死傷者が出ている。1975年以来、地雷・不発弾による死者は4万2千人、負傷者は6万2千人を超えたとの報告がなされました。
一方、発言に立ったグエン・タン・ズン首相は「毎年、ベトナム政府は地雷・不発弾の除去作業に8千万ドルから1億ドルを出しているが、今後、地雷・不発弾による汚染処理対策を実施するため、100億ドルを必要とする」と明らかにするとともに、各国政府、国際組織の援助と協力を受け続けられるよう希望する」と強調しました。また、ズン首相はアメリカに対し戦後、ベトナムに残されている地雷・不発弾の捜索、除去にさらに貢献するよう呼びかけ、次のように語っています。 (テープ)
「支援者、各国大使、国際友人の皆さんにベトナム政府と504号指導委員会と開放的な対話を行うとともに、地雷・不発弾による後遺症の克服や、同作業の管理体制の作成、財源の効果的使用の支援にあたるパートナーグループに積極的に参加するよう要請します。ベトナム政府と国民は地雷・不発弾による後遺症の克服作業を加速させるよう、各国政府と国際組織の協力と支援に期待します。今後、この作業が目覚しい成果を収めることを確信します。」
これに先立つ13日夜、ハノイのオペラハウスで「ベトナム地中から送られたグリーンメッセージ」と題する交流会が行われました。席上、ベトナム祖国戦線中央委員会幹部会のグエン・ティエン・ニャン議長は次のように語りました。
「ベトナムで地雷・不発弾による死者が出ない日はいつでしょうか?300年間ではあまりにも長すぎる。これを縮小するためには国際友人の援助を必要としています。地雷・不発弾による後遺症を克服するため、ベトナムは支援基金を設立しました。国際友人に対し、ベトナムでの戦後の地雷・不発弾の状況を把握し、援助を強化するよう希望します。」
これを機に支援者や個人、団体から100億ドンの義捐金が寄せられました。