(VOVWORLD) - 14日、ハノイで開催中の全国外交会議でファム・ビン・ミン副首相は発言に立ち、国の威信と地位向上における外交部門の先駆的な役割を強調しました。
ミン副首相によりますと、これまでベトナムは独立、自主、全方位、国際関係の多様化、国際社会への主体的かつ積極的な参入という対外政策を実現して、外交分野で多くの重要な成果を収めてきました。
第13回党大会は平和で安定した環境づくり、発展事業への国外からのリソースの活用、国の威信と地位の向上で外交部門の先駆的な役割を発揮させなければならないとの方針を打ち出しました。
これに従ってベトナムは党と国家の対外活動や草の根外交を柱とする全面的かつ現在的な外交を構築し、対外活動と国際参入に対する党の統一した指導と国家の集中的な管理を確保する必要があるとしています。一方で国際法に基づき、互恵と相互尊重を基礎に近隣諸国、戦略的パートナー国、全面的パートナー国、友好国を中心とする各国との関係の深化に尽力するとともに、多国間対外活動を推進し、ASEANや国連、地域と世界の連議院総会における役割を発揮しなければなりません。
また、発展事業に奉仕する経済外交を推進して、地方、企業、人民をあらゆる政策の中心に置くとともに、経済社会発展への国外からのリソースを活用し、国外在住ベトナム人に対する政策の効果向上、経済をはじめ、社会、環境、科学技術、教育訓練、観光、文化分野での国際参入を推進しなければならないとしています。