28日午前、シリアに化学兵器の廃棄を迫る安全保障理事会の決議案は安保理の会合で、全会一致で採択されました。
理事国がシリア決議を採択(写真:Petrotimes.vn)
採決には、アメリカのケリー国務長官やロシアのラブロフ外相をはじめ、各国の外相が出席し、国際社会の結束を強く印象づけました。国連のパン・ギムン事務総長は、「この歴史的な決議はシリアにもたらされた最初の希望だ」と述べ、決議の意義を強調しました。
採択された決議には、オランダのハーグにある化学兵器禁止機関が承認した廃棄計画が付属文書として添えられ、シリア政府に対して廃棄計画に従うよう求めていて、違反した場合には制裁措置を定めた国連憲章第7章に基づいて、安保理が必要な措置を講じるとしています。
また、決議は化学兵器の廃棄にとどまらず、内戦の終結に向けて、アサド政権と反政府勢力が参加する国際会議を早急に開き、双方の合意のうえで暫定政権の発足を目指すとしています。