政府査察機関の指導者、マレーシア汚職防止委員会の代表団と会見
10日、ハノイで、政府査察機関のグエン・ドク・ハイン副長官はベトナムを訪問中のマレーシア汚職防止委員会・捜査局のサザリ・ビン・サルビ副局長率いる代表団と会見しました。
席上、ハイン副長官は「ベトナム政府は査察、市民との面会、陳情・告訴の処理、汚職防止を第一の任務と見做しており、社会主義法治国家を建設するための最優先課題に位置づけている」と明らかにしました。また、ハイン氏はこの訪問にあたり、双方はそれぞれの組織や活動、汚職事件の捜査などを見極め、経験交換を強化するよう希望を表明しました。
一方、サザリ・ビン・サルビ氏は今後、双方は汚職防止分野で協力を強化していくよう希望を示すとともに、マレーシア汚職防止委員会はベトナムとの協力を重視し、汚職防止対策に関する経験を交換する用意があると強調しました。