始めは文化ニュースです。
・3日夜、ハノイで、第4回ベトナムミュージック音楽デーを迎えるにあたり、音楽公演が行われました。この音楽公演では、ホーチミン賞を受賞した作品で著名な作家グェン・ディン・ティ(NguyenDinhThi)さんの「タオ川の遊撃隊」(Du kich song Thao)とバン・カオ(VanCao)さんの作品「進軍歌」(Tien Quan Ca)が披露されました。この歌は戦争中によく歌われた歌です。
・ 7日と8日の両日、首都ハノイで、ベトナム独自の詩の形式ロクバット「六八体調」(6 音節・8 音節を基調とするものである)の「ロクバット祭り」が行なわれました。これは、六八体調を国の詩として顕彰し、人類の無形文化遺産として推薦することが狙いであり、ベトナムロクバットウエブサイトが提唱したもので、毎年行われるイベントです。今年のイベントでは、平穏な生活を祈るための線香の手向ける儀式、ロクバット詩の朗読と作成コンクールなどが行われました。詩人グェン・ティ・マイさんは次のように語っています。
(テープ)
「私は幼い頃に母の子守唄を通して、六八体調の詩が好きになりました。それ以来、六八体調の詩は私の詩の魂になってきました。六八体調の詩は子供が寝つきやすく、朗読しやすいものです。」
・ 5日、ホーチミン市で、アジア太平洋地域の第1回国際演劇学校フェスティバルが開かれました。フェスティバルには10の国と地域の15校の有名な演劇学校の代表と学生、合わせて120人が参加しました。この催しはベトナムと各国や地域の演劇学校ガ協力し、経験を交換するチャンスとなりました。
次はスポーツニュースです。
・ ベトナム体育スポーツ総局によりますと、650人のベトナムの選手が今年の年末にミャンマーで開催される第27回東南アジアスポーツ大会に参加します。今回の大会で、ベトナムのチームは、33種目のうち30種目で競い合います。また、金メダル少なくとも70を獲得し、総合で3位になるという目標を掲げています。
・ 先ごろ、南部ドンタプ(DongThap)省で、第7回世界羽根つき選手権大会が開かれました。ベトナムのチームは金メダル4個、銀メダル3個を獲得し、総合で一位になりました。今回の大会にはオーストリア、中国、イタリア、フィンランド、フランス、ドイツ、ベトナムなどの12の国と地域の選手104人がエントリーしました。ドンタプ省人民委員会副委員長であるチャン・ティ・タイ実行委員長は次のように語っています。
(テープ)
「第7回世界羽根つき選手権大会には世界の各国と地域の多くの優れた選手が参加しました。参加者らは団結で友好の精神で競い合いました。」
・ 先ごろ、ホーチミン市で、アジアボディビルとフィットネス選手権大会が行われました。今年の大会にはアジア地域の27の国と地域の選手350人が参加しました。また、ベトナムチームは金メダル10個を獲得し、一位になりました。タイのチームは2位、インドのチームは3位でした。