(VOVWORLD) - 今週も、国内各地で様々な文化・スポーツ活動が活発に行われました。
始めは文化ニュースです。
・先週、ホーチミン市で、南方の飲食フェスティバル2017が開催されました。このイベントでは、60のブースが設けられ、ベトナム各地の250もの郷土料理を紹介しました。今年のフェスティバルのメインは「昔のサイゴン飲食の空間」を再現したコーナーでした。
フェスティバルでのアオザイショー |
ホーチミン市観光局のブイ・タ・ホアン・ブー局長は次のように明らかにしています。
(テープ)
「昔のサイゴン飲食の空間は、最も美味しい料理を紹介するコーナーです。これらの料理は、全国各地から伝わるものですが、現地住民の好みに合うように工夫されていました。」
・今月23日から30日にかけて、ハノイ市内の文廟で、「世界記憶遺産・フックザン学校の木版」と題する展示会が開催されています。この木版は、グエン・フイ 一族が18世紀に中部ハティン省カンロック県チュオンリュ村で開設したフックザン学校の教科書を印刷するためのものでした。漢字と、ベトナム語独特の文字「チュノム」を使用し、教育的にも歴史的にも文化的にも価値が大きいと評されています。その数は元々2千以上ありましたが、現在はわずか383枚が残っています。「フックザン学校の木版」は、2016年5月19日にユネスコによって世界記憶遺産として認定されました。
・先週、スペインで、「ベトナムの日inスペイン2017」というイベントが開かれました。これはベトナムとスペイン外交関係樹立40週年を記念する活動の一環です。イベントにはアオザイショー、民間遊戯、芸術公演、ベトナムの国土の美しさを題材にした写真展など様々な活動が披露されました。
次はスポーツニュースです。
・先週、タイで開催されたアジア体操競技選手権大会で、ベトナムの男子選手レ・タイン・トウンさんは、あん馬種目で、日本と韓国の選手を勝ち、金メダル1個を獲得しました。また、ベトナムのディン・フォン・タイン選手は平行棒種目で、銅メダルを獲得しました。
・先週、タイでも開催されたアジアユース陸上競技選手権大会で、ベトナムは、金メダル1個、銀メダル5個を獲得し、総合で8位に立っています。
・今月20日から6月11日にかけて、韓国で開催中のサッカーのU20(20歳以下)ワールドカップ大会で、22日のベトナムとニュージーランドの試合は0対0で引き分けに終わりました。E組では、フランスは3点で1位に、ベトナムとニュージーランドはそれぞれ1点を獲得し、2位と3位に立っています。ワールドカップに初登場したベトナムは、東南アジア諸国の中で点を獲得した初めての国です。FIFA国際サッカー連盟のホームページは、ニュージーランドとの試合におけるベトナムのプレーについて「エネルギーいっぱいで速攻プレーを示したベトナムは最初からチャンスを取りたかった。ベトナム選手の熱心なプレーにより、ニュージーランドは縛られた。」とコメントしました。
ベトナムとニュージーランドの試合のテレビ生中継を見たというグェン・バン・トウエンさんは次のように述べています。
(テープ)
「サッカーのU20ワールドカップに出場したベトナムチームの試合を見極めています。ベトナムのサッカー選手たちは印象的なプレーを示したよ。ベトナムはサッカーが強いニュージーランドの防衛を揺がしたことは良かったですね。」