日インドネシア、海洋安保強化で合意 ジャワ島鉄道高速化で協力へ
(写真:EPA/TTXVN)
[ロイター]15日、安倍晋三首相はインドネシアのジョコ大統領とジャカルタ南方のボゴールで会談し、中国の南シナ海進出をめぐり海洋安全保障での連携強化で一致しました。また、ジャカルタとジャワ島東部スラバヤを結ぶ鉄道の高速化計画に向けた協力について協議を開始することで合意しました。
ジョコ大統領はまた、マルク州のマセラ鉱区でのガス田開発や西ジャワ州のパティンバン港の整備で日本と協力する方針であることを明らかにしました。
鉄道高速化計画はジャカルタ─スラバヤ間を結ぶ約600キロの路線の所要時間を約5時間に半減する狙いがあり、インドネシア政府はこれまで日本に対し支援を呼びかけていました。日本は15年にジャカルタ―バンドン間の高速鉄道計画の受注競争で中国に敗れた経緯があります。