日本の林外相 メキシコ外相と会談 “国際秩序強化に向けて緊密連携”

(VOVWORLD) -日本の林外務大臣はメキシコのエブラル外相と会談し、覇権主義的な動きを強める中国などを念頭に、法の支配に基づく国際秩序の強化に向け緊密に連携していきたい考えを示しました。
日本の林外相 メキシコ外相と会談 “国際秩序強化に向けて緊密連携” - ảnh 1林外務大臣(写真:Kyodo/TTXVN)
中南米を歴訪中の林外務大臣は日本時間の6日未明、最初の訪問国メキシコでエブラル外相と会談しました。

この中で林大臣は、ロシアによるウクライナ侵攻や貿易をめぐるアメリカと中国の対立など世界情勢が変化する中、サプライチェーンの再構築に向け、アメリカの隣国であるメキシコが生産拠点を作る投資先として注目されていると述べました。

そのうえで、覇権主義的な動きを強める中国などを念頭に、法の支配に基づく国際秩序の強化が重要だとして、アメリカと経済的な結び付きが強いメキシコと緊密に連携していきたい考えを示しました。
会談後の共同記者発表で、林大臣は「DX=デジタル変革やGX=グリーントランスフォーメーションの分野を含む新たな協力を通じて、太平洋をまたぐ両国の友好の懸け橋がさらに強固になることを期待する」と述べました。(NHK)

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