ベトナム農業農村開発省植物防疫局が28日に発表した情報によりますと、来たる30日に日本農林水産省の専門家がベトナムを訪れ、日本向け輸出ライチの包装、処理、証明書発行作業を視察します。専門家一行は北部バクザン省とハイズオン省のライチ輸出用加工施設を実際に訪問するとしています。

輸出ライチについては、日本側の要求により、日本農林水産省が認可した施設で包装及び臭化メチルガスによる燻蒸消毒処理を行う必要があります。この工程で微生物や農薬残留物(もしあれば)を完全に除去しなければなりません。処理中は日越両国の植物検疫専門家が立ち会い、出荷ロットごとに検査済み証明書に封印を押すことになっています。