日豪外相会談 トランプ新政権や同志国との重層的な協力で一致

(VOVWORLD) -アメリカのトランプ次期大統領の就任式に出席するため、ワシントンを訪れている岩屋外務大臣は、オーストラリアのウォン外相と会談し、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、トランプ新政権や同志国との重層的な協力を進めていくことで一致しました。
岩屋外務大臣は、日本時間の19日夜遅く、アメリカ・ワシントンに到着しました。

トランプ次期大統領の就任式などに先立って岩屋大臣は、同じく現地を訪れているオーストラリアのウォン外相と日本時間の20日午前5時ごろから、およそ40分間、会談しました。

冒頭、岩屋大臣は「インド太平洋の戦略環境は非常に厳しさと複雑さを増している。アメリカや他の同志国と手を携え、日豪が『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けて先導的な役割を果たすことがいままで以上に求められている」と述べました。

会談で、両外相は、トランプ新政権の発足後も、日米豪印4か国の取り組みを含め、共通の同盟国であるアメリカや同志国との重層的な協力を進めていくことで一致しました。

また、サイバー分野などを含む安全保障協力を推進していくとともに、経済分野での連携や人的交流を強化していくことも確認しました。

岩屋大臣は、日本時間の21日未明、大統領就任式に出席するほか、22日には、国務長官に起用されるマルコ・ルビオ氏との日米外相会談や、日米豪印4か国の外相会合を行う方向で調整しています。(NHK)

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