日韓外相会談始まる 日韓関係の重要性 改めて共有か

(VOVWORLD) - 13日から韓国 ソウルを訪れている岩屋外務大臣は、午後3時半ごろから、チョ・テヨル外相と会談しています。
政治的な混乱が続く韓国を訪れている岩屋外務大臣は、チョ・テヨル(趙兌烈)外相と会談しています。安全保障環境が厳しさを増す中、日韓関係の重要性は変わらないという認識を改めて共有するとともに、アメリカのトランプ政権の発足後も引き続き、日米韓の3か国で連携していくことを確認しているものとみられます。
13日から韓国 ソウルを訪れている岩屋外務大臣は、午後3時半ごろから、チョ・テヨル外相と会談しています。
会談では、安全保障環境が厳しさを増す中、日韓関係の重要性は変わらないという認識を改めて共有するとともに、国交正常化60年となることし、国民どうしの交流を後押ししていくことを申し合わせているものとみられます。
また、朝鮮民主主義人民共和国の核・ミサイル開発や、ロシアとの軍事協力の進展などをめぐっても意見を交わし、アメリカのトランプ政権の発足後も引き続き、日米韓の3か国で連携して対応していくことを確認しているものとみられます。
これに先だって、岩屋大臣は韓国国会のウ・ウォンシク(禹元植)議長と面会し「日本と韓国は価値や原則を共有するパートナーで、国際社会のさまざまな課題にともに協力していける関係だ。現在の韓国国内の状況は重大な関心を持って注視しているが、私は韓国の民主主義の強じん性を信頼している」と述べました。
岩屋大臣は14日は大統領の職務を代行するチェ・サンモク(崔相穆)副首相兼企画財政相との面会も予定しています。
岩屋大臣としては、韓国の内政の状況にかかわらず、日韓両国で協力していく重要性は変わらないことや、国交正常化60年の交流事業を予定どおり進めていくことを確認したい考えです。
また、アメリカのトランプ政権の発足を前に、核・ミサイル開発を続ける朝鮮などに、アメリカを含む3か国で連携して対応していくことも、改めて確認したいとしています。(NHK)

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