朝鮮、米中接近をけん制 緊張緩和を警戒か

(VOVWORLD) -朝鮮の朝鮮中央通信は21日、ブリンケン米国務長官の先の中国訪問について、アメリカがこれまでの対中国圧迫政策の失敗を認め、一転して関係改善を求めた「恥ずべき物乞い行脚」だと罵倒する記事を配信し、米中の接近をけん制しました。
朝鮮、米中接近をけん制 緊張緩和を警戒か - ảnh 1(写真: AP)

朝鮮民主主義人民共和国は米欧・日韓と中ロ朝が対立する「新冷戦」が深まっているとの主張を強めています。国連安全保障理事会による朝鮮民主主義人民共和国への制裁強化が中ロの反対で実現しない状況を追い風に、弾道ミサイルなど核攻撃能力の向上を急いでおり、米中の緊張緩和は不利に働くと警戒しているもようです。

記事は「国際問題評論家」による分析の体裁を取った。中国の反応もうかがっているとみられます。(共同)

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