東京都知事選挙 小池知事が登庁 3期目に向けた抱負述べる
(VOVWORLD) - 7日投票が行われた東京都知事選挙で3回目の当選を果たした小池知事が8日午後、登庁し、子育て支援策を充実させるなど3期目に向けた抱負を述べました。
2024年6月19日、東京都千代田区で東京都知事選の共同記者会見に臨む(左から)石丸伸二氏、小池百合子氏、蓮舫氏、田母神俊雄氏(Kyodo/TTXVN) |
過去最多の56人が立候補し、7日投票が行われた都知事選挙では、現職の小池知事が全体の4割にあたる290万票余りを獲得して3回目の当選を果たしました。
選挙から一夜明け、小池知事は8日午後、都庁に登庁すると大勢の職員から出迎えられ、拍手とともに花束を受け取っていました。
その後、3期目の都政運営への協力を求めて都議会の各会派に対し、あいさつまわりを行いました。
小池知事は報道陣の取材に応じ、「これまで進めてきた子どもを優先したチルドレンファーストの政策や介護の人材の確保などが都民のみなさまに響いたことで3期目を担うこととなった」と述べました。
そして、選挙で掲げた公約のなかで真っ先に取り組む施策について問われると「第1子の保育料無償化や、多摩地域の給食費について交付金を活用してサポートすることなどの公約は財政の裏付けをきっちり取りながら、速やかに戦略的に組み込んでいきたい」と述べ、子育て支援を充実させていく考えを示しました。(NHK)