枯葉剤・ダイオキシン被害で科学シンポジウム

 枯葉剤・ダイオキシン被害で科学シンポジウム - ảnh 1
(写真:songkhoe.vn)
 

24日、ハノイで、ベトナムの人々と環境に対する枯葉剤・ダイオキシンの被害に関する新しい研究結果を公表する科学シンポジウムが行なわれました。

このシンポジウムは生態環境に対する枯葉剤・ダイオキシンの被害と枯葉剤・ダイオキシンの被害を受けた人々の健康、病気の悪化、及び、その克服対策が討議されました。シンポジウムに参加した代表はアメリカがベトナム戦争で利用した枯葉剤・ダイオキシンの被害克服を効果的に実施するように、政府、関係各機関、部門の努力のかたわら、国際社会の支援は欠かせないものであるとの見解で一致しました。

枯葉剤・ダイオキシン被害者協会の研究結果によりますと、1961年から1971年まで、アメリカ軍はベトナム南部の戦場にダイオキシン400キロを含めた合わせて8千万リットルの枯葉剤を散布しました。現在、ベトナムの枯葉剤被害者の数はおよそ300万人にのぼっています。

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