１８日、政府本部で、気候変動に関する国家委員会第８回会議が行われました。席上、同委員会委員長を務めるグエン・スアン・フック首相は、「ベトナムは、気候変動による深刻な被害を受けていることから、効果的な対応策と技術的ソリューションがなければ、その被害はさらに増す」と指摘しています。

現在、ベトナムはCOP21＝国連気候変動枠組み条約に加盟し、そして、党と政府は多くの政策を打ち出してきました。その中で、関連法律の完備や、投資の強化、気候変動への対応能力向上などの措置が含まれているとしています。

フック首相は、同委員会に対し、気候変動対応シナリオを分析し、2017年と2017年から2020年までの任務、目標を定め、その中で、技術的ソリューションを重視するよう要請しました。