(VOVWORLD) -9日午後、ハノイで、政府の電子ポータルの主催のもと、「決議第68号で民間経済を飛躍させるため今すぐ実施すべきこと」をテーマとした座談会が開かれました。
北部タイビン省選出の国会議員ファン・ドゥク・ヒエウ氏(写真: VGP) |
座談会で、北部タイビン省選出の国会議員ファン・ドゥク・ヒエウ氏は、「党中央政治局が発出した『決議第68号』は、民間経済発展において極めて重要である」と明らかにし、次のように述べました。
(テープ)
「私はこの決議を研究した際、「今回のキーワードは『簡素化』でも『修正』でもなく、『廃止』と『削減』である」ということがよく使われることが分かりました。つまり、機能しない制度や規制は思い切って廃止するという姿勢であり、これはこれまでとは異なる発想で、海外の制度改革の成功事例に近いものだと思っています。単なる行政手続きの見直しにとどまらず、不要な法律や政令そのものを廃止するという、法制度全体をスリム化させるということです」
また、座談会で、決議第68号が地域・世界レベルでのリーダー企業や経済グループの育成、大規模な国家プロジェクトへの大手民間企業の参加促進など、戦略的政策を打ち出しているとの意見も寄せられました。さらに、信用制度の改善、中小企業への未利用の国有地・公共資産の賃貸政策など、実態に即した解決策も数多く盛り込まれている点が評価されました