潅仏会2017を記念する活動

(VOVWORLD) - 2017年は、国と仏教協会の多くの重要な活動が行われる年です。特に、第8回全国仏教大会へ向けて、各レベルの仏教協会の大会も行われています。

既にお伝えしましたように、旧暦4月15日にあたる10日午前、ハノイのクアンスー寺で、ベトナム仏教協会中央委員会の主催により、釈迦の誕生を祝う仏教行事である潅仏会2017が盛大に行われ、仏教の聖職者や、尼僧、市民、国内外の観光客多数が参列しました。

今年の潅仏会は各地方の仏教協会が第8回全国仏教大会の準備作業を進めている背景の中で開催されました。

席上、ベトナム仏教協会副理事長を努めるティック・バオ・ギェム和上は演説を行い、「この26世紀、仏教が存在し、数十億人の指針と見られている」と強調しました。

一方、式典で、ベトナム共産党大衆運動委員会のチュオン・ティ・マイ委員長は、「潅仏会はベトナム仏教徒の重要な宗教活動であるだけではなく、1999年に国連が承認した世界的な活動でもある。ベトナムの党と政府は常に、ベトナム仏教協会の多大な貢献を高く評価している」と強調し、次のように語りました。

(テープ)

「2017年は、国と仏教協会の多くの重要な活動が行われる年です。特に、第8回全国仏教大会へ向けて、各レベルの仏教協会の大会も行われています。聖職者、尼僧、教徒の高い知恵や、責任感などにより、大会が成功すると確信しています。各レベルの党委員会、行政府に対し、今後も仏教協会の活動や、国民の宗教・信仰活動に有利な条件を作り出していくよう求めます。」

一方、ホーチミン市でも潅仏会を迎える雰囲気が溢れています。各寺院や、町並みがランタンや、花、仏教の旗などで美しく飾り付けられています。市民多数は寺参りして、線香を手向けたり、灯篭流しをしています。

同日、国内各地で、潅仏会を祝う様々な活動が活発に行われました。

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