濠世論、1992年憲法改正案を高く評価

在オーストラリアベトナム人実業家協会のチャン・バー・フック会長によりますと、オーストラリアの世論はベトナムが1992年憲法改正案への意見集約を行なったことを高く評価しています。

これは、国民の権利が尊重されることや、ベトナムが民主国家であることを示しています。フック会長は、「憲法改正案は、国外在留ベトナム人が国内に住むベトナム人と同様の権利を受けることや、国外在留ベトナム人の保護、ベトナム国籍の保持手続を明確に規定する必要がある」と提案しました。

一方、オーストラリア国防大学院のカーライル・セイヤー教授は「ベトナムが憲法改正案への意見集約を行う事は前向きな一歩である」と高く評価し、「憲法改正案は土地の所有、環境保全などのホットトピックスを盛り込んでいる」と強調するとともに「ベトナムの憲法改正案が全民族のコンセンサスを早めに得るだろう」との確信を表明しました。

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