(VOVWORLD) - 先ごろ、ベトナム政府は、2017~2020年期におけるTKV=石炭・鉱産物グループの再構築案を承認しました。
仕事を終わったばかりの炭鉱労働者
(写真:vinacomin.vn)
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これによりますと、2018年に、同グループは傘下の6社の公社や、4つの機関の再構築を行います。また、労働力の再構築も重要な任務とされています。
TKVのダン・タイン・ハイ社長は、「2017年10月31日現在、我が社の労働者数は10万6000人であり、同年の初めと比べ4600人減少した。従って、労働者の収入は増加している」と明らかにしました。
また、「労働者の収入向上のために取り組んでいく」とし、次のように語りました。
(テープ)
「2020年末まで、社内全体の労働者数を10万人以下に削減させます。労働者数は少なくなりますが、生産性は高まる可能性があります。一方、2018年にはさらに4000人の炭鉱労働者を採用します。これも生産性の向上を目指す措置です。」
このように語ったハイ社長によりますと、今後も、労働者の権利保護や、収入向上、福祉確保は優先課題として進められていくということです。