爆弾テロ実行犯、国境付近潜伏か=容疑者の1人は中国人-タイ警察

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写真提供:THX

(時事)タイの首都バンコクで起きた爆弾テロで、国家警察報道官は11日、実行犯とされる「黄色いシャツの男」がタイ南部の対マレーシア国境付近に潜伏している可能性があるとの有力情報があり、現地に捜査員を派遣したことを明らかにしました。

テロ翌日の8月18日にバンコクの水路で起きた爆弾事件に関与した疑いでタイ警察が行方を追っている「青いシャツの男」も同様に、マレーシアとの国境付近にいる可能性があるということです。

また、報道官によりますと、逮捕時に中国新疆ウイグル自治区生まれと記された中国の旅券を所持していたユスフ・ミーライリー容疑者(25)について、中国大使館に照会したところ、データベースに同容疑者の名前があり、旅券も存在することが確認されました。

一方、報道官によれば、ミーライリー容疑者が事件の「首謀者」と供述したとされる「イザーン」と呼ばれる男は、テロ前日の8月16日にタイからバングラデシュに入り、同30日にバングラデシュを出国しました。インドのニューデリーで航空便を乗り継いで中国に向かうことになっていましたが、中国には入国しておらず、 男の所在は不明ということです。

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