米、イラクで親イラン武装組織の施設攻撃 米軍への攻撃に対応
(VOVWORLD) -米軍は23日、イラクでイランの支援を受ける武装勢力の関連施設を攻撃した。イラクの空軍基地が週末に攻撃され、駐留米軍兵士が負傷したことを受けた対応しました。米国防総省が発表しました。
(写真:IRNA/TTXVN) |
オースティン国防長官は声明で、米軍はイラクで「神の党旅団(カタイブ・ヒズボラ)」など親イラン武装組織が使用する3施設に対し、必要かつ適切な攻撃を行ったと明らかにしました。
「これらの精密攻撃は、イランの支援を受ける武装勢力によるイラクとシリアでの米軍と連合軍に対する一連の攻撃に直接対応するものだ」としました。
中東地域を管轄する米中央軍によると、攻撃の標的はカタイブ・ヒズボラのロケット、ミサイル、ドローン能力の司令部、貯蔵庫、訓練場所でした。
イラクの医療関係者と武装勢力関係者によりますと、米軍の攻撃で武装勢力の少なくとも2人が死亡しました。このほか、4人が負傷したといいます。
米国に対する攻撃はパレスチナ自治区ガザでのイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘でイスラエル側を支援していることへの報復とみられています。(ロイター)