（写真：AFP/TTXVN）

政権内部には、中東に駐留する米軍が潜在的危険にさらされかねないとして、同隊のテロ組織指定に反対する声もありました。

トランプ大統領は声明の中で、「イランはテロ支援国家であるだけでなく、ＩＲＧＣが国政の道具として積極的にテロに参加し、資金を供給し、推進している」と強調しました。ＩＲＧＣを「イラン政府が世界的なテロ活動を指揮・実行するための主要な手段」と位置付けました。

アメリカ政府当局者はテロ組織指定の背景として、イランがシリア政権やイエメンの反体制派フーシ、レバノンの武装組織ヒズボラなどを支援して、中東を不安定化させているとの見方を示しました。