アメリカ議会下院は15日、本会議を開き、朝鮮民主主義人民共和国が3回目の核実験を行ったことを非難する決議案の審議を行いました。
決議案は、朝鮮民主主義人民共和国の核実験は核開発などを禁じた国連安保理の一連の決議に対する目に余る違反だとしたうえで、朝鮮民主主義人民共和国の友好国である中国に対し、朝鮮民主主義人民共和国に核開発やミサイル開発をやめさせるため、経済的な支援を控えるよう求めています。
そのうえで、アメリカ政府が国際社会における朝鮮民主主義人民共和国への制裁を強めるため、国連安保理で新たな制裁決議を目指すよう求めていて、採決の結果、賛成412、反対2の賛成多数で採択されました。