米政府当局者 THAAD運用可能になったこと明らかに

朝鮮民主主義人民共和国の弾道ミサイルに対処するためとして、アメリカ軍が韓国に配備を進めている、最新の迎撃ミサイルシステム「THAAD」について、アメリカ政府の当局者は運用が可能な状態になったことを明らかにしました。

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写真:AFP/ TTXVN

朝鮮民主主義人民共和国の弾道ミサイルに対処するためとして、アメリカ軍が韓国に配備を進めている、最新の迎撃ミサイルシステム「THAAD」について、アメリカ政府の当局者は運用が可能な状態になったことを明らかにしました。

アメリカ軍は、朝鮮の弾道ミサイルに対処するためとして、最新の迎撃ミサイルシステム「THAAD」の韓国南部のソンジュ(星州)への配備を進めていて、先月26日には弾道ミサイルを追尾する「Xバンドレーダー」などを搬入しました。

THAADの配備について、中国は、自国の軍の監視にも使われることを警戒し、「地域の戦略バランスを崩す」などと主張していて、さらに反発を強める可能性があります。

一方、アメリカ国防総省の当局者によりますと、空母カール・ビンソンは韓国海軍とともに朝鮮半島周辺の日本海で行動しているということです。

また、アメリカ太平洋空軍によりますと、1日にグアムのアメリカ軍基地を飛び立ったB1爆撃機2機が、空母が展開する日本海から韓国の上空など朝鮮半島の周辺を飛行したということで、アメリカとして軍事的な圧力をかけ続ける構えを見せています。

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