米独、ウクライナ問題で首脳会談

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アメリカを訪問中のドイツのメルケル首相は2日午前、ホワイトハウスで、アメリカのオバマ大統領との会談に入りました。ウクライナ問題への対処について連携を確認します。

両首脳は会談で、緊迫するウクライナ情勢に対し、主要7カ国(G7)で協力して対処することの重要性を確認します。G7の中でもアメリカとドイツの温度差は目立ちます。4月30日の日本・ドイツ首脳会談でメルケル氏は「ロシアとの対話のチャンネルを取っておく必要がある」と述べ、ロシアの孤立は避けるべきだと強調しました。対ロ強硬派のアメリカとは対照的でした。

ドイツが対ロ制裁に慎重なのは、ウクライナなどを経由するパイプラインからロシア産天然ガスの供給を受けているためです。ドイツは天然ガスの3分の1をロシアに依存します。貿易の結びつきも強固で、制裁強化は自国経済に打撃を与えかねません。一方、米側が「残された最強のカード」(米政府高官)とみるのが、軍事やエネルギー、鉱工業などロシア基幹産業への分野別の追加制裁です。

4月28日にアメリカが制裁対象を拡大した際にカードを切らなかったのは、ロシア軍が国境を越えウクライナに侵攻したときの切り札として残しておくためでした。

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