米英首脳 連携強化しテロに対応

 

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キャメロン首相とオバマ大統領(写真:ロイター)

アメリカのオバマ大統領とイギリスのキャメロン首相がワシントンで首脳会談を行い、フランスで起きた一連のテロ事件などをうけて、米英両国がさらに連携を強化してテロの脅威に対応していくことを確認しました。

オバマ大統領とキャメロン首相は16日ホワイトハウスで会談し、フランスで起きた一連のテロ事件や、ベルギーで大規模なテロ計画が発覚したことなどについて意見を交わしました。
会談後の記者会見で、オバマ大統領は「テロの脅威に対して、われわれはフランスをはじめ各国と共に立ち向かっていく」と述べ、同盟国のイギリスと協力してさらなるテロを防ぎ、イスラム過激派のネットワークの壊滅を目指したいという考えを強調しました。
そのうえで「パリで起きた事件は、イスラム過激派組織がテロを起こすために各国で活発に活動していることを改めて示した」と述べ、米英両国がイスラム過激派についての情報の共有や国境での警備の強化を一段と進めていく方針を明らかにしました。
これに対しキャメロン首相は「われわれは、世界の主要な宗教であるイスラム教をゆがめ、争いと死をもたらす有害な考えに直面している。同盟国と共に立ち向かっていく」と述べ、イスラム過激派によるテロの脅威に米英両国で連携を強化して対応していくと強調しました。

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