(VOVWORLD) -オースティン米国防長官と韓国の申源湜国防相が28日、訪問先の東京で会談しました。
ロシアと朝鮮民主主義人民共和国による国連安全保障理事会決議に違反する武器取引への対応などを協議し、国際社会と共に対北朝鮮制裁を継続的に履行していく考えを強調しました。米韓両政府が発表しました。
米韓が今月、米国の「核の傘」提供を軸とした拡大抑止を維持する原則や手続きを定めた「朝鮮半島核抑止・核作戦指針」に署名したことを評価しました。朝鮮民主主義人民共和国の核・ミサイル能力に対する抑止力向上に資する点を確認しました。
申氏は朝鮮民主主義人民共和国が最近、ごみを結び付けた風船を韓国側に飛ばし続けていることを批判し、両氏は北朝鮮に「挑発行為の即刻中止」を求めました。東南アジア諸国連合(ASEAN)各国などと共に、インド太平洋地域の協力を全般的に強化していく考えでも一致しました。(共同)