茂木外相 4日から中南米 アフリカ歴訪 中国念頭に連携強化へ

(VOVWORLD) -茂木外務大臣は4日から中南米とアフリカを歴訪し、これらの地域で影響力を強める中国を念頭に「自由で開かれたインド太平洋」の重要性を訴え、ルールに基づく国際秩序の維持・拡大に向けた連携を強化したい考えです。(NHK)
茂木外相 4日から中南米 アフリカ歴訪 中国念頭に連携強化へ - ảnh 1茂木外務大臣(写真:AFP/TTXVN)

茂木外務大臣は4日から14日までの日程で、メキシコ、ウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイ、ブラジルの中南米5か国と、セネガル、ナイジェリア、ケニアのアフリカ3か国を訪れ、外相らと会談する予定です。


このうち中南米諸国とは新型コロナウイルスへの対応を協議するほか、経済関係の一層の強化に向けて現地に進出する日系企業のビジネス環境の改善や、世界最大規模の日系社会を通じた各国との協力の強化をめぐり意見を交わしたい考えです。

また、アフリカ諸国とは来年チュニジアで開かれる日本主導の国際会議TICAD=アフリカ開発会議の成功に向けた連携や、ビジネス関係の強化などを確認したい考えです。

茂木大臣としては経済的に大きな潜在力のあるこれらの地域で影響力を強める中国を念頭に、日本が推進する「自由で開かれたインド太平洋」の重要性を訴え、各国との間でルールに基づく国際秩序の維持・拡大に向けた連携を強化したい考えです。

ご感想

他の情報