28日午後、ハノイで、ベトナム共産党中央対外委員会は、2015年の草の根外交を総括する会議を開きました。
会議で出された報告によりますと、2015年、草の根外交活動は、全面的に促進され、中国、アメリカ、日本を始め、多くのパートナーとの友好協力関係の発展に寄与しているとしています。
会議で、レー・ホン・アイン党政治局員は演説を行い、2016年の方向について、ASEAN東南アジア諸国連合加盟国との友好協力関係の発展、世界各国の友人のネットワークの拡大、国際社会への参入の促進を目指して草の根外交活動を拡大する必要があると強調しました。また、アイン氏は、「草の根外交活動の効果を向上させるためには、民間団体の草の根外交と国家の外交との協調を強化するのが重要である」と述べ、次のように語りました。
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「草の根外交は重要な役割を果たしています。それは、世界各国との関係を発展させる国民的な基礎として党と国家の外交路線の実現に寄与しているのです。各レベルの党委員会、政府機関、祖国戦線などは、草の根外交の重要な役割を十分に認識しなければなりません。」