(VOVWORLD) -チン首相は、「便利なメカニズムや、近代的なインフラ、スマート管理を通じて観光を迅速かつ持続的に開発する」という方針を打ち出しました。
首相の動静を担当する当放送局(VOV)のレポーターによりますと、15日午前、ファム・ミン・チン首相の主宰のもと、「ベトナム観光部門の迅速かつ持続可能な開発」に関する政府と63省・中央直轄市の指導部との会合が行われました。年初から観光開発に関する政府と各地方との会合が行われるのは今回が2回目となりました。
席上、チン首相は、「便利なメカニズムや、近代的なインフラ、スマート管理を通じて観光を迅速かつ持続的に開発する」という方針を打ち出しました。チン首相によりますと、これを通じて、2025年に少なくとも外国人観光客3500万人を、そして、2030年に5000万人を迎えるという目標を達成するとともに、ほかの部門の発展をも促進するとしています。
チン首相は観光部門に対し、「今後も、思考とやり方を刷新していくよう」訴え、次のように語りました。
(テープ)
「観光がもたらす利益の重要性と価値に関する認識を高める必要があります。関係者らは協力を強化するとともに、その協力の効果を向上させなければなりません。人材や、天然資源、文化、国土の美しさなどにより、観光部門を全面的に開発し、ベトナム観光のブランドを確立することも重要な任務です 。したがって、各企業や、機関、各地方は連携して観光バリューチェーンづくりを進める必要があります」
チン首相は、2021年~2030年期における観光開発計画に触れ、それぞれの機関や、地方に対し、具体的な任務を付与し、その中で、困難解決や、重点的な市場への直行便の開設、観光管理に関する思考刷新、夜間経済の開発などを強調しました。