(VOVWORLD) - 各省の代表者が、救援活動、仮設住宅の確保、インフラ復旧、感染症予防や環境衛生の徹底に取り組み、住民が飢えや寒さに苦しまないよう優先的に対応していると述べました。
26日午前、ハノイで国家民間防衛指導委員会の常任副委員長を務めるチャン・ホン・ハー副首相の主宰のもと、アジア名コトを持つ台風15号への対応策に関する会議が開かれました。会議はダナン、クアンガイ、ザライ、ダクラク、カインホア、ラムドンの6つの省・市とオンラインで結ばれました。
チャン・ホン・ハー副首相(写真:VGP/Minh Khôi) |
ハー副首相は、台風コトの動きは複雑で予測が難しく、異常気象が発生するリスクが極めて高いと指摘し、次のように指示しました。
(テープ)
「山岳部で土砂災害のリスクが高い地域は、引き続き災害対応シナリオを維持する必要があります。農業環境省は、洪水予測図、土砂崩れマップ、鉄砲水・土石流、地質災害の予測図作成状況について、各地域からの報告を徹底しなければなりません」
ハー副首相はまた、「現場指揮・現場部隊・現場物資・現場後方支援」という「四つの現場」体制における役割分担を明確にし、土砂崩れが頻発する路線の総点検と、長期的な安全確保のための技術的対策の追加検討、灌漑ダムや水力発電ダムの総合的な点検・評価を指示しました。
会議ではカインホア、ダクラク、ザライ、ラムドンなどの各省の代表者が、豪雨被害からの復旧に総力を挙げていると報告するとともに、救援活動、仮設住宅の確保、インフラ復旧、感染症予防や環境衛生の徹底に取り組み、住民が飢えや寒さに苦しまないよう優先的に対応していると述べました。
ダクラク省人民委員会のホー・ティ・グエン・タオ委員長は次のように話しました。
(テープ)
「台風15号への対応として、各地に最新の気象情報を迅速に伝え、バー川流域の水力発電ダムの運用を指示しました。また、ザライ省と連携し、貯水池・水力ダムの水位を洪水調節水位まで戻す作業を進めています。漁船・船舶については、各地方行政府に避難場所・安全な係留場所への移動を確実に通知するよう要請しています」