席上、2021年～2023年期に行われた「貧困者のため、誰一人取り残さない」という競争運動において優秀な成績を収めてきた団体、個人を代表する10人が困難を乗り越え、富を築く努力や決意、および、持続可能な貧困解消のための生計に関する知見などを共有しました。

北部山間部ホアビン省にある「ドクラップ」という名前の協同組合のグエン・チュン・キエン組合長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「以前、私の住んでいる所では、農民たちが主にトウモロコシ、稲を栽培し、自給自足の生活を送っていました。現在、彼らは、稲作の代わりに、高い経済価値をもたらす作物を栽培・販売しています。私は常に、農民に栽培技術を教えています。ですから、作物の栽培期間は3か月間だけですが、収穫量と売上高が高くなります。作物の栽培面積は、当初には1～2へクタールしかありませんでしたが、現在は30ヘクタールに上っていますよ」