フォーラムの様子（写真：VOVの東京支局）

このフォーラムは農業農村開発省とJICA＝国際協力機構の協力により行われ、ベトナムと日本との質の高い人材育成を含め、農業・農産物取引分野における協力に新たなモチベーションを作り出すためのものです。

フォーラムには、水利大学、農業大学などのベトナムの大学と、広島大学、宮崎県、新潟県などの日本の大学や地方自治体の代表およそ100人が参加しました。フォーラムで発表されたスピーチは農業分野における人材育成の現状、農業分野における人材育成、科学研究分野における両国間の協力のチャンス、展望などについて触れました。農業農村開発省のチャン・タイン・ナム次官は次のように語りました。

（テープ）

「質の高い人材育成分野において、私たちは農業農村開発省管轄の大学と企業、および生産施設と原材料産地という3つの要素から構成されるバリューチェーンを構築するという計画を展開しています。これは、大学が企業のため、職業訓練を行い、企業が人材を募集し、生産施設や原材料産地に派遣するという継続的な関係です」

日本の産業界や地方はベトナムのこれらの計画を高く評価し、この計画は両国間の協力関係に多くのチャンスを作り出すとしています。