長崎、70回目の原爆の日 平和祈念式典始まる

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(写真:ロイター)


長崎は9日、被爆から70回目の原爆の日を迎えました。爆心地近くの長崎市の平和公園で平和祈念式典が開かれました。平和の鐘が打ち鳴らされ、原爆投下時刻の午前11時2分に被爆者や遺族、安倍晋三首相、田上富久長崎市長ら約6700人が犠牲者の冥福を祈り、黙とうをささげました。

式典は午前10時35分、被爆者による合唱で始まり、長崎市内の高校生2人の司会で進行しました。核保有国のロシア、フランス、中国をはじめ、過去最多の75カ国の政府関係者が参列しました。アメリカからは初めてワシントンの高官で軍縮問題を担当するガテマラー国務次官が出席しました。

この1年間で死亡または死亡が確認された3373人の原爆死没者の名簿が奉安されました。長崎原爆の死没者は計16万8767人になりました。

長崎市長が平和宣言を読み上げるほか、被爆者を代表して長崎原爆被災者協議会会長、谷口稜曄(すみてる)さん(86)が「平和への誓い」を述べました。谷口さんが平和への誓いを朗読するのは1974年以来2回目です。戦後70年で高齢化が進んでいる被爆者の平均年齢は今年初めて80歳を超えました。

ご感想

中原翔太

ベトナム政府からの出席者はいないのでしょうか?

また、原爆についてのベトナム市民の考えを教えてください。

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