先ごろ、グエン・スアン・フック首相は、2016～2020年期における新農村づくりに関する国家目標プログラムを承認しました。

その主な目標は、住民の物心両面にわたる生活水準の向上や、農村部の経済・社会インフラ整備、経済構造と生産形式の改善、農業発展と工業・サービス業発展の両立、農村部と都市部の発展の両立、民族色豊な文化の保存・発展、農村部での民主・平等・安定の環境づくり、環境保全、安全保障と社会秩序の確保などです。

また、具体的な目標としては、2020年に全国の村の50％が新農村基準に達することや、それぞれの中央直轄市と省の少なくとも１県が新農村基準に達すること、農村部に住む住民の収入が2015年に比べ1・8倍増加することなどが取り上げられています。