香港 抗議の路上占拠1か月に

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香港で民主的な選挙を求める学生らが幹線道路の占拠を始めてから1か月となる28日、学生団体は公開書簡を発表し、香港政府に対し、学生と中国の李克強首相との対話の機会を設けるよう訴えました。

香港で、民主的な選挙を求めて学生たちが始めた抗議活動は、警察の催涙スプレーを防ぐために傘を使ったことにちなんで「傘の革命」とも呼ばれています。

学生や市民は、28日、政府庁舎前で集会を開き、1か月前に、警察が使った催涙弾の数にちなんで、87秒間、黙って傘をさして、政府に改めて抗議の意を示しました。

また、これに先だって学生団体は公開書簡を発表し、香港政府が中国政府に対し、行政長官の選挙に関する決定を撤回するよう求めることや、誰でも立候補できる制度などについて意見を交わす場を設けることを求め、こうした要求が受け入れられない場合には、学生らと中国の李克強首相が直接対話する機会を設けるよう訴えました。

学生団体は今後も抗議活動を続けるとしていますが、学生たちの中には、政府との対話で、何らかの解決を図るべきだという意見も出るなど足並みの乱れが表面化しています。

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