「2国家共存」確認=大使館のエルサレム移転に警鐘-アラブ連盟

【時事】アラブ連盟(22カ国・地域)は29日、ヨルダンの死海沿岸で開いた首脳会議で、共同声明を発表し、パレスチナ和平に関し、イスラエルと将来のパレスチナ国家の「2国家共存」という目標を確認しました。今回の会議ではパレスチナ和平が主要議題の一つでした。

声明は、2002年にサウジアラビアが提案し、アラブ連盟が採択した対イスラエル包括和平案こそが「永続的な和平」だと強調しました。また、トランプ米政権が検討中の在イスラエル米大使館のエルサレム移転計画を念頭に「世界各国が自国の大使館をエルサレムに移転したり、エルサレムをイスラエルの首都と認めたりしないよう求める」と訴えました。

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