24年世界成長、3.2%=日本は0.2ポイント引き下げ―IMF予測

(VOVWORLD) -国際通貨基金(IMF)は16日発表した最新の世界経済見通しで、2024年の世界全体の成長率を3.2%と、前回4月時点の予測を維持しました。
24年世界成長、3.2%=日本は0.2ポイント引き下げ―IMF予測 - ảnh 1(写真:AFP/TTXVN)

日米を引き下げる一方、中国やインドを引き上げました。25年の世界成長は3.3%と、0.1ポイントの上方修正です。

日本の24年の成長率は0.7%と、0.2ポイント引き下げました。認証不正問題による一部自動車メーカーの生産停止や、民間投資の鈍化が驚きました。ただIMFは、春闘での大幅な賃上げが「年後半からの個人消費好転を支える」と予測しました。25年の見通しは1.0%で変えませんでした。

米国の24年は2.6%と、0.1ポイント下方修正しました。消費鈍化などで1~3月期の成長率が予想を下回りました。一方、ユーロ圏はサービス分野の堅調さを受け、0.1ポイント引き上げました。

中国の成長率は24年、0.4ポイント引き上げ5.0%としました。1~3月期の個人消費回復や堅調な輸出を反映しました。ただ、25年は4.5%に低下するとともに、社会の高齢化や生産性の伸び鈍化で、29年までに3.3%へ減速すると見込みました。

インドも24年、0.2ポイント上方修正し、7.0%と予想。特に地方で個人消費見通しが改善していることを踏まえました。(arabnews.jp)

 

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