G7へ連携で一致 ベトナム東部海域「法の支配」確認

12日夕(日本時間13日朝)、岸田文雄外相はカナダのディオン外相とオタワで会談しました。核軍縮・不拡散などを議題として4月に広島市で開かれる先進7カ国(G7)外相会合と5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の成功に向け、緊密に連携する方針で一致しました。

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中国による人工島造成が進むベトナム東部海域いわゆる南シナ海問題を念頭に「海洋での法の支配」の重要性を確認し、一方的な現状変更に反対するとの認識も共有しました。

 両氏は会談後、共同記者会見に臨みました。岸田氏は「広島から核兵器のない世界に向けて前進を図るメッセージを出したい」とG7外相会合への強い意欲を表明しました。

カナダはG7メンバーで日本と同じ非核保有国。広島選出の岸田氏のカナダ訪問は今回が初めてで、G7外相会合や伊勢志摩サミットを見据え、核軍縮・不拡散の機運を高める狙いがあります。

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