(VOVWORLD) -6日午前、ハノイで、計画投資省所属統計総局は、10月と年初から10か月間のベトナムの社会経済状況に関する報告書を発表しました。
その中で、多くの分野でかなりの伸びを見せ、2024 年通年のGDP国内総生産の成長率が約7%に達するための前提条件を作り出しています。また、10月の鉱工業生産指数は先月と前年同期と比べてそれぞれ4%と7%増加すると見込まれています。
さらに、同じ期間に、外国直接投資 の実行額はおよそ195億8000万ドルに達し、昨年同時期と比べ、8.8% 増となっていると予測されています。
これに関し、国民経済大学のグエン・トゥオン・ラン准教授は、次のように語りました。
(テープ)
「総合的にみると、年初からの10か月間の経済状況が好調で、今後の経済開発に突破口を開くと思います。年末までの 2 か月間で、ベトナム経済が飛躍すると信じています」
一方、産業建設統計局のピ・ティ・フオン・ガ局長は次のように語りました。
(テープ)
「11月と12月に、成長に弾みをつけるため、メカニズム整備と企業の資本アクセスという2つの大きなボトルネックを迅速に取り除く必要があると思っています。企業の資本アクセスに対する条件づくりは年末の数カ月における企業の生産の強化に推進力をつけるための重要な要素となっています」