(写真:baochinhphu.vn)
13日、中部クアンガイ省タムキ町で、10月13日の国際防災の日を記念する集会と2016年の世界のディザスターの報告書の発表が行なわれました。
この集会はベトナム赤十字協会と国際赤十字・赤新月社連盟の共催により開催されたものです。2016年の世界のディザスター報告によりますと、2015年、世界のおよそ1億人が自然災害と惨禍の被害を受けました。
ベトナムは自然災害と気候変動により、最も深刻な影響を受けた国の中の一つです。自然災害の甚大な被害を前にして、今年の国際防災の日のテーマは「分かち合いを生きる」にしました。これはそれぞれの人々に対し、自然災害や惨禍の防止、対応に関する経験を分かち合おうというメッセージを送りたいのです。
ベトナム赤十字協会中央委員会のダン・ミン・ティン( Dang Minh Tien) 副理事長は次のように語りました。
(テープ)
「本日、ベトナム赤十字協会は国際赤十字・赤新月社連盟と協力して、2016年の世界のディザスターの報告書を発表します。本日、我々は世界に対し、『安全な共同体づくりと本日の生活を守るのは将来への投資を意味する』というメッセージを送りたいのです。これは人々に対し、防災に関する知識を身に付けることで、安全な共同体を作るよう呼びかけます。」