2025年旧正月、労働者支援の輪が各地に広がる

(VOVWORLD) - ベトナムの伝統的な旧正月テトを前に、各地で労働者支援のイベントが開催されています。

北部バクザン省ベトイェン市では19日、市労働連合会と各団体が共同で「テト団らん・党への感謝」イベントを開催しました。出稼ぎ労働者のための「故郷に帰れない人のテト」プログラムの一環として、伝統的な正月料理バインチュン(もち米のちまき)作りや、旧正月の伝統的な供え物である五種の果物を飾った盆の飾り付け、大掃除、年越し料理作りなどを実施しました。また、市内の寮に住む300人の労働者に向けて、記念品の贈呈も行われました。

南部チャビン省では16日から19日にかけて、チャビン職業カレッジを会場に同様のイベントを開催しました。省労働連合会が組合員や労働者2000人に買い物券を配布したほか、生活困窮者500人への支援物資の提供も実施されました。参加した現地企業の労働者ザン・ティ・タイン・ガーさんは次のように語りました。

(テープ)Nga

「調味料や食材など、旧正月に必要な生活必需品が特別価格で販売されていたので、市場より安く買い物ができました。支援品ももらえて、本当に助かります」

北部ナムディン省でも19日、ブーバン県バオミン工業団地で「テト団らん・党への感謝」イベントが開かれ、省人民委員会や労働組合などが生活困窮者60人に支援物資を贈呈しました。

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