26時間領海侵入 尖閣沖

(VOVWORLD) -沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船2隻が10日夜まで丸1日以上にわたって日本の領海に侵入しました。
第11管区海上保安本部が。再び入らないよう警告と監視を続けています。
26時間領海侵入 尖閣沖 - ảnh 1     (写真:Japan Times/TTXVN)
海上保安本部によりますと、尖閣諸島の魚釣島の沖合で、中国海警局の船2隻が9日の午後6時すぎから相次いで日本の領海に侵入しました。

2隻は、およそ26時間にわたって領海内を航行したり、とどまったりし、10日午後8時半までに領海を出たということです。

海上保安本部によりますと、26時間というのは、平成25年8月に海警局の船がおよそ28時間にわたって領海に侵入したのに続いて、過去2番目の長さだということです。

2隻を含めた中国海警局の船4隻は、11日午後3時現在、魚釣島の西およそ26キロから35キロの領海のすぐ外側にある接続水域内を航行しているということで、海上保安本部が、再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。

中国海警局の船は今月8日から3日連続で領海内に侵入していて、2隻は8日に領海に侵入した際、与那国町漁業協同組合に所属する漁船に接近して追尾し、外務省が中国側に対し抗議しています。

ご感想

他の情報