7月21日、観測史上最も暑い日に EU気象情報機関が発表
(VOVWORLD) - 同日は熱波がアメリカ、欧州、ロシアの広い範囲に襲来し、世界の地表の平均気温は17.09度と昨年7月に記録した17.08度を上回りました。
オーストリアのシュヴァルツェンベルク広場の噴水エリアで遊ぶ子供たち(THX/TTXVN) |
EU=欧州連合の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス(C3S)」は、7月21日が1940年の観測開始以来最も暑い日となったと発表しました。
同日は熱波がアメリカ、欧州、ロシアの広い範囲に襲来し、世界の地表の平均気温は17.09度と昨年7月に記録した17.08度を上回りました。
C3Sのカルロ・ブオンテンポ所長は、熱波は世界中で猛威を振るい続けており、週明けにこの記録が更新される可能性があると指摘しました。また、「こうしたピークは集中する傾向がある」と述べました。
気候変動のほか、4月に終わったエルニーニョ現象の影響で今年の気温はこれまで以上に上昇しており、一部の科学者によりますと、今年は昨年の記録を更新して観測史上最も暑い年になる可能性があるということです。(ロイター)