初めに文化ニュースをお伝えします。
*今週、北部タインホア省のラムキン遺跡が国の特別遺跡として認定されました。この遺跡は民族独立を勝ち取った民族の英雄レ・ロイ王をはじめ、レ王朝の各王様とレ・ライの役人が祀られています。今年、ラムキン遺跡の祭りは過去最大規模で開催され、国の特別遺跡認定の授与式の他、レ・ロイ王が指揮したラムソン蜂起595周年、レ・ロイ王の即位585周年、そしてレ・ロイ王没後580回忌を記念する式典も行われました。
*先ごろ、コンソン・キエップバク秋祭り2013が開かれ、訪れた観光客は延べ25万人となっています。この祭りは民族の英雄チャン・クォク・トゥアン将軍没後713回忌、及び世界文化人として認定された民族英雄グエン・チャイ没後571回忌を偲ぶためのものです。今回、1288年に、北部のバクダン(白藤)川でチャン・クォク・トゥアン将軍が指揮した北方からの侵略者との戦闘の勝利を再現した武術公演が初めて行われました。祭りに訪れたハイ・ズオン省のグエン・タト・トゥさんは次のように語りました。
(テープ) Tu
「今年の祭りはとても賑やかでした。私は健康を祈願(きがん)して神様に供養をしたのです。ほかの人々もそうでしょう。長年、この地に住んでいますが、祭りは年を追って、規模が拡大してゆき嬉しく思います。」
*先ごろ、ベトナムのタンロン水上人形劇場はアジアギネスブックにより年間を通じて休日がなく上演しているアジア唯一の劇場として認定されました。現在、外国人観光者向けのハノイ市内観光ツアーはいずれもタンロン劇場での水上人形劇の観賞が含まれています。なお、タンロン水上人形劇団は世界各国に伝統芸能水上人形劇をピーアールしています。
続いて、スポーツニュースです。
*ミャンマーで行われていた第27回東南アジアスポーツ大会シーゲーム参加国代表団の団長会議から帰国したベトナム体育スポーツ総局副局長兼ベトナム第27回シーゲーム参加代表団団長のラム・クァン・タイン氏は26日、記者団のインタビューに対し、シーゲームに関する情報を紹介しました。タイン氏によりますと、第27回シーゲームに参加予定の選手は500人あまりで、29の競技種目で競い合う見込みです。また、12月1日から22日にかけてミャンマーの首都ネピドーや、ヤンゴン、マンダレー、グエサウンの4ヶ所で開催されます。タイン氏は次のように語りました。
(テープ) Thanh
「今回のシーゲームはクリーン、グリーン、そして友好がテーマで、これはASEAN諸国の成長を示します。シーゲームはASEANの重要なスポーツ大会であり、今回、私たちはよい成績を上げるよう希望します。また、この成績を基礎にアジアスポーツ大会と国際オリンピック大会でも成績を収めることを望んでいます。」
*先ごろ、タイで第28回セパタクロー世界選手権大会が行われ、ベトナムチームは金、銀それぞれ1個、銅メダル2個を獲得しました。
*先ごろ、ホーチミン市で陸上競技国家選手権大会が開催され、7つの新記録が出ました。メダル表ではハノイチームは上位で軍隊チームとナムディン省のチームはそれに次いでいます。