quochoi.vn撮影

オンライン方式で開催中の第42回AIPA＝東南アジア諸国連合の連議院総会の枠内で、25日午前、第42回AIPA組織委員会は、会合を開き、複数の重要な決議案を検討しました。

ベトナムからは国会対外委員会のレ・トウ・ハー委員率いる代表団が参加しました。

会合では、各国の国会は、AIPA事務局の財政報告書やAIPAとASEANの対話の開催などについて討論しました。AIPAとASEAN間の対話の開催について、ベトナムの代表は、ASEANとAIPA間の協力パートナーシップを推進することで一致しました。

AIPAとASEAN間の情報交換と連携メカニズムについて、会合で発言に立ったハー女史は次のように語りました。

（テープ）

「AIPAとASEAN間の情報交換と連携メカニズムを模索するために、さらに研究する必要があります。このメカニズムをAIPA・ASEAN公聴会と名づけることが出来るでしょう。これらの公聴会では、ASEAN事務局の代表が報告を行う一方、AIPA加盟諸国の議員らは、ASEANの活動を把握した上で、意見を提出します。」

会合で、AIPA加盟諸国の代表は、AIPAと欧州議会との対話を行うというAIPA事務局構想を合意しました。ベトナムはこの構想に賛同し、「これは、AIPAとオブザーバーとの関係の深化に向けて情報、経験を交換するための良いチャンスである」と認めました。

なお、会合で、AIPA事務局は、第43回AIPA総会を2022年にカンボジアで開催することを提案しました。