ベトナムのグエン・ミン・ハン外務次官(写真：TTXVN）

アメリカのジョー・バイデン大統領の招きに応じて、ボー・バン・トゥオン国家主席夫妻は１１月１４日から１７日までの日程で、アメリカ・サンフランシスコ市で開催されるAPECアジア太平洋経済協力会議のリーダーズウイークに参加するとともに、アメリカで複数の活動を行う予定です。

この訪問について、記者団のインタビューに答えた際、ベトナムのグエン・ミン・ハン外務次官は「この25年間、ベトナムはAPECの活動に積極的、かつ効果的に参加してきた。ベトナムは2006年と2017年にAPECの首脳会議を主催しており、2回にわたりAPEC首脳会議を主催した有数のAPEC加盟国の一つである。そのほか、ベトナムは人材開発、電子商取引、食糧安全保障、気候変動対応など多くの分野における150件の構想や協力プロジェクトを提案した。また、ベトナムはAPEC事務局の事務局長、APECにおけるASEANグループの議長を歴任しており、APECの協力プログラムの運営に対する自らの役割を確立してきた」と明らかにしました。

今年のリーダーズウイークへのベトナムの参加に関して、グエン・ミン・ハン次官は、トゥオン国家主席がAPECビジネスサミットに出席し、スピーチを行うほか、多くの個別会見を行う予定であると述べました。また、ハン次官はリーダーズウイークへの参加に合わせて行われるトゥオン国家主席とアメリカの指導者との個別会見がベトナムとアメリカとの包括的な戦略的パートナーシップの確立に関する共同宣言の精神を基礎にする両国関係の強化に寄与すると明らかにしました。