会合では年初からこれまでの成果や行動計画が点検されるとともに、年末までの数ヶ月、行なわれる予定のASEAN2020の重要なイベントの準備作業について討議が行なわれました。席上、発言に立ったズン次官は「年初以来、ASEANは新型コロナへの対応をはじめ、あらゆる分野で多くの成果を収めてきた。また、新型コロナ禍が複雑に推移しているにも関わらず、ASEAN共同体づくりが進められ、ASEANの中核的な役割の確保が図られた」と強調しました。

一方、出席者らはASEAN2020議長国としてのベトナムの役割、とりわけ、ASEAN内の協力の推進や新型コロナへの対応を目指す地域内外の諸国の連携の強化へ向けてのベトナムの努力を高く評価するとともに、ASEANの中核的な役割の向上、団結、協力の強化、ASEAN共同体ビジョン2025の実施、疫病の抑制、新型コロナ収束後の回復の推進に向けての決意を表明しました。