COP28 経団連など “革新的技術導入を加速”脱炭素社会実現へ

(VOVWORLD) -UAE=アラブ首長国連邦のドバイで開かれている国連の気候変動対策の会議、COP28で経団連などが主催するイベントが開かれ、脱炭素社会の実現に向けて、日本の産業界として革新的な技術の導入を加速させる考えを強調しました。
COP28 経団連など “革新的技術導入を加速”脱炭素社会実現へ - ảnh 1(写真:AFP/TTXVN)
このイベントは経団連などが開き、経団連の環境委員長を務めるENEOSホールディングスの齊藤猛社長や環境省の幹部などが参加しました。

この中で、齊藤社長は「日本の優れた技術の海外移転と低炭素型の製品、サービスの普及に取り組み、世界の排出量削減に貢献を進めている」とあいさつしました。

また、三菱重工業やトヨタ自動車の幹部が登壇し、燃やしても二酸化炭素を出さない水素やアンモニアを活用した発電技術の開発や、電気自動車だけでなく、さまざまな環境技術を活用して脱炭素を目指す戦略を説明しました。

経団連によりますと、加盟するおよそ60の業界団体の二酸化炭素の排出量は、2013年度と比べて20.8%減少し、着実に削減が進んでいるということです。
ENEOSホールディングスの齊藤社長は「日本の温室効果ガスの排出量削減の実績はパリ協定で定める1.5度目標と整合していて、経済界の主体的な取り組みが有効だったということの証左でもある。世界の持続的発展にむけたGX=グリーン・トランスフォーメーションの取り組みをPRしていきたい」と話しています。(NHK)

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