(VOVWORLD) - ベトナム独立79周年にあたり、トー・ラム党書記長・国家主席は「DX・生産力を開発、生産関係を充実、国を新たな時代へ導く原動力」というタイトルの記事を執筆しました。
記事の冒頭で、トー・ラム党書記長・国家主席は政権獲得後、ベトナム共産党は生産力開発の重要性をよく認識し、生産関係の充実に取り組んできた。21世紀に入り、ベトナムは社会経済開発で大きな成果を収めてきたが、第4次産業革命に伴う生産力の大きな変化により、様々な試練に直面している。これに対応するため、DX＝デジタルトランスフォーメーションや先進的な科学技術の導入を進め、生産力の飛躍的な発展に見合うような生産関係の再構築を目指す必要がある」と強調しました。
また、トー・ラム党書記長・国家主席はデジタルトランスフォーメーションは単に社会経済活動にデジタルテクノロジーを適用するだけでなく、近代的な生産方式である「デジタル生産方式」を設計する必要があるとし、いくつかの重要な任務を打ち出しました。
第1はメカニズム・法律を完備し、デジタル経済に法的枠組みを設定し、第4次産業革命のメリットを活用するための基盤を作り出すこと。
第2は社会のあらゆるリソースを最大限に調達し、国内外の財源を科学技術とイノベーションに活用するとともに、国内外の人材を誘致する一方、第4次産業革命の要求に応えるような創造的思考力・知識・技能を兼ね備えた人材開発戦力を立案すること。
第3は国家機構を改革し、国家管理を統一化するとともに、地方行政当局の主体性と創造性を発揮し、2030年までに、ベトナムが電子政府とデジタル経済開発
第4はあらゆる分野にデジタルテクノロジーの適用を進め、新たなビジネスモデルをつくると同時にデジタル市民をつくり、「誰一人取り残さない」よう人々がデジタル経済、デジタル社会に参加するため、必要が知識やスキルを教育することであるとしています。